先を見通すキャッシュフロー表
自分の今後の予定とお金の動きを一覧表にまとめます。会社会計では資金繰り表といいます。
これが無いとライトをつけないで夜道を運転するようなもので会社の運営にはかかせないものです。
個人の家計でもキャッシュフロー表があると未来が見通せて、家計の破綻を事前に回避でき、
夢の実現が具体的に描けるようになります。特に収入が無くなる老後生活の安心のために欠かせません。
将来に漠然とした不安のある場合は、数値化することで冷静になり、安定したお金の考え方になります。
最初にご自分とご家族がいる場合は全員の年齢を入れます。うんと若い方は今後20年くらい、
中高年の場合は平均余命+5年~10年くらいの予定表とします。
わかる範囲でこれから起こりそうな人生の出来事(結婚、出産、子どもの入学卒業、独立、家の購入・新築・リフォーム、退職、介護施設への入居、旅行、車の買い替えなど)を大まかに記入します。
自分の家計簿を基に年間の収支予測を入力し、それぞれの出来事にかかる費用を入れていきます。
こうするといつまでにいくらのお金が必要になるかがはっきりわかります。
もちろん、今後の給与や年金などどうなるか不確定要素は多いのですが、
わからないからと成り行きに任せるととんだ出費ですぐに家計が破綻してしまいます。
そうならない為に、キャッシュフロー表を自分でつくり、つどつど見直しや修正し、未来を見通す力をつけましょう。
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